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2011年2月

「Teensおすすめ本」では、各図書館のTeensコーナー担当が毎月オススメの本を紹介していきます。本の書名をクリックするとその本の検索結果詳細にジャンプします。

青天の霹靂

劇団ひとり/著 幻冬舎

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あらすじ

 一流のマジシャンを目指したはずが、場末のマジックバーから抜け出すことができない35歳の晴夫。ある日テレビ番組のオーディションに挑み、審査員の反応に希望を抱くが、その帰り道、警察から思いもかけない電話を受けて…。-TRC MARCデータより-

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オススメポイント

 晴夫は父親の死をきっかけに、今まで男手一つで育ててくれた父親に対する態度に後悔します。そんな中、晴夫はある不思議な出来事が起こり自分の出生について知ることになります。話の内容は少しありきたりな面もありますが、わかりやすい表現を多く使っておりとても読みやすくなっていると思います。また、自分の息子(晴夫)を守るために命がけで奔走する父親の姿は感動的で、自分の家族をもっと大切に想えるようになれる一冊だと思います。

by大和田図書館teens担当 Y

ミラクルー『彼ごはん』で夢をかなえた私の物語ー >

SHIORI/著 宝島社

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あらすじ

 将来の夢は、”大好きな彼のお嫁さん”だった著者。短大生の時、大好きな彼にふられ、就職活動は内定ゼロ。そんなどん底の時に見つけた、“22歳までに、若い子のための料理の本をだす!”という新しい夢。その夢を叶えるまでに、どのような壁にぶつかり、悩み、考え、行動していったのか…。『彼ごはん』で、夢をかなえたSHIORIちゃんの物語。

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オススメポイント

 この本は、『彼ごはん』で人気のSHIORIちゃんの夢をつかむまでを綴った本です。普通の女の子だった子が、大好きな彼に振られて、夢を見つけて、夢を叶えるまでの努力には、とても勇気をもらえます。 等身大の素直な気持ちで書かれているので、きっと身近に感じることができると思うし、自分も頑張ろうと思えると思います。 夢を叶えるヒントがたくさん詰まったおすすめの1冊です。

by緑が丘図書館teens担当 N

卒業。

豊島ミホ 他/著 ジャイブ

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あらすじ

 志望校に入れなかった子、好きな子と同じ高校に行きたかったけど行けなかった子、進学校に入ったけどなじめない子など、さまざまな卒業を7人の作家が綴る短編集。


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オススメポイント

 7人の作家の物語が読めるので、お気に入りの作品・作家に出会えるかもしれない1冊。 「春の電車」(梨屋アリエ/著)や「卒業証書」(大島真寿美/著)は、高校への期待だけじゃなくて、不安やとまどう気持ちが丁寧に描かれています。きっと共感できる部分がたくさんあると思います。

by緑が丘図書館teens担当 N