「Teensおすすめ本」では、各図書館のTeensコーナー担当が毎月オススメの本を紹介していきます。本の書名をクリックするとその本の検索結果詳細にジャンプします。

ＲＤＧ（レッドデータガール） －はじめてのお使い－　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

荻原規子／著　角川書店

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あらすじ

山奥にある玉倉神社に祖父と暮らしている泉水子。中学３年生の泉水子は友達と同じように近くの外津川高校へ進学しようと決める。しかし父親にいきなり東京の高校への進学をすすめられる。その話は断ったが、父親の友人の息子が突然引っ越しをしてきて同じ学校になぜか通うはめに…。 　泉水子も知らなかった泉水子の家系の秘密が、そして今まで普通とは少し違う生活を送ってきた理由が明かされる。

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おすすめポイント

山奥でずっと生活してきた泉水子は友達と何かが違うと気づきはじめます。そして、皆のように普通の女の子になりたいと自分を変えることに挑戦します。中学３年生の泉水子の悩みは、うなづけるものばかりだと思います。続編もでていますので、気になったらそちらもぜひ読んでみてください。

ｂｙ八千代台図書館teens担当　Ｔ

でかい月だな　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

水森さとり／著　集英社文庫

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あらすじ

ある満月の晩、友達だと思っていたやつから突き落とされ足に大怪我をおってしまう。そんな中、学校で出会った二人の奇妙な人物と「やつら」。そして周りで不可思議な事が起こり始め・・・。

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おすすめポイント

今の十代の子供たちが持っている他人との違和感だったり、自分の存在意義などの心情が細かに書かれています。ちょっとミステリテイストでオカルトっぽくて、でも青春ストーリーのこの作品。読んでいてその先に何があるのかわくわくしながら読めると思います☆

ｂｙ勝田台図書館teens担当 Ｙ

夜市　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

恒川光太郎/著　角川書店

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あらすじ

今宵は夜市が開かれる。学校蝙蝠はそう告げた。その声を聞いた裕司は、再び夜市を訪れることにした。小学生の時に夜市で売ってしまった、弟を買い戻すために…。

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おすすめポイント

ホラー文庫ですが、おどろおどろしく無く淡々と進んでいきます。ホラー小説が苦手な人でも読みやすく、少しヒヤッとしたい人におすすめです。同時収録されている「風の古道」も、不思議な世界に浸れます。

ｂｙ緑が丘図書館teens担当　Ｉ

これは本　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

レイン・スミス／作　ＢＬ出版

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あらすじ

パソコンが好きなロバ君は、本のことを何も知りません。本が大好きなサル君にいろいろ聞いてみますが、本はパソコンみたいに多機能ではありません。 でも、サル君から本を借りてみると…。

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おすすめポイント

ロバ君の質問も、その質問に対してのサル君の切り返しもとっても楽しい絵本です。ロバ君の本を読んでからの様子が本の面白さを伝えてくれています。本が苦手な人にも、友達に本の面白さを伝えたい人にも読んで欲しい「本」です。

ｂｙ緑が丘図書館teens担当　Ｍ