2019年8月
磯田道史/著 文藝春秋
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あらすじ
ドラマや映画の監修者、コメンテーターとしても知られる歴史学者・磯田氏による江戸時代の通史です。日本が先進国に発展することができたカギは、江戸時代にあると著者は主張しています。 なぜ、江戸時代が260年間も続いたのかに焦点をあて、現代日本人の思考(気質)の原点になるであろう、4つの歴史的事件をターニングポイントと位置づけて、解説しています。
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おすすめポイント
江戸時代の「なるほど!」と思う事柄が満載です。なかでも『生類憐みの令』を肯定しているところは意外で、面白く感じました。学校で学んできた歴史とは違った角度から江戸時代を見る事ができ、とても楽しい1冊になっています。
by緑が丘図書館 かじろん
田丸雅智/著 小学館
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あらすじ
人魚すくいに指輪投げ、人面屋…見たことがない屋台ばかりがあつまる祭事があります。それは、灯りをつかさどる神、燈明(とうみょう)様を祀る多魔坂神社のお祭り。このお祭りを舞台とした20編の短編がおさめられています。
祭りの準備にボランティアとして携わった中学生の「おれ」は、町の人達と一緒に神様を迎えます。はたして燈明様は現れるのでしょうか?(「燈明様」)
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おすすめポイント
それぞれのお話が短いので読みやすく、幻想的な情景描写がとてもきれいです。それはありえないでしょう…という出来事も、巧みなストーリー展開で、ぐっと引き込まれます。タイトルの千夜一夜のとおり、一晩にひとつずつ読むのもよし、ひといきに楽しむのもよし、夜のおともにおすすめの一冊です。
by緑が丘図書館 巳色
たかのてるこ/文と写真 terubooks
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あらすじ
著者が撮影した65か国の人々の笑顔とともに、「生きるって、なに?」というタイトル通りの単純で深い質問に答えてくれるメッセージを載せた写真集です。
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おすすめポイント
「生きるって、なに?」、「幸せになるって?」といった「はい」か「いいえ」で答えられない質問にひとつひとつ丁寧に回答しています。また、写真の人たちの笑顔は、生きる喜びを教えてくれるようです。自分が生きていること、世界のみんなと繋がっていることをぜひ感じてみてください。
by緑が丘図書館 すみっこ