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小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-03-29 10:04:57



『ふわふわ』 中山聖子/作,尾崎眞吾/画,福音館書店,913/ナ

香枝が住んでいる町には、照葉湖という人工湖を中心とした照葉公園があります。照葉湖にはたくさんの鳥が住んでいて、特に白鳥は数も多く、町のシンボルにもなっていました。香枝のお父さんは公園内にある動物病院で働いていて、白鳥の飼育にも深い関わりを持ってます。香枝と、親友の有紗は、休日に白鳥を見に湖に通うほど白鳥が大好きでした。
ところがその冬、鳥インフルエンザが全国各地に広がり、香枝のお父さんたちも警戒を強めていました。けれどもある日、照葉湖から鳥インフルエンザにかかって死亡した鳥が出てしまい、白鳥類をすべて殺処分するという決定が下されてしまいました。
このお話は、山口県宇部市にある常盤公園で、2011年に実際に起こった出来事を元にして書かれています。登場人物たちは架空の存在ですが、香枝や有紗たちが思ったこと、感じた痛みは、実際に誰かが感じたことかもしれません。この出来事を知って、忘れないでほしいという思いが伝わってくる一冊です。(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-03-29 10:01:31



『江戸のお店屋さん』 藤川智子/作,ほるぷ出版,672/フ

江戸時代にも、色々なお店がありました。この本は、江戸時代のお店の様子や、どんなものが売られていたかを紹介しています。小間物屋、薬種屋、人形屋、地本問屋、菓子屋などは、現代と名前は違うところもありますが、売っている品物を見てみると似ているところもあるようです。一方、唐物屋、湯屋など、あまり見かけなくなってしまったお店もあります。また、今では見ることのなくなった、町でてんびん棒をかついで商品を売り歩く「ぼてふり」と呼ばれる行商人たちの姿も興味深いです。
江戸時代のお店の中や売っているものは、今とどう違うのか、比べながら読んでみるとおもしろいと思います。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-03-29 09:56:02



『けしつぶクッキー』 マージェリー・クラーク/作,モウド・ピーターシャム/絵,ミスカ・ピーターシャム/絵,渡辺茂男/訳,童話館出版,933/ク

むかし、あるところに、アンドルーシクというなまえの小さな男の子がいました。アンドルーシクは、お父さんとお母さんと、カチューシカおばさんといっしょにくらしていました。ある土よう日の朝、カチューシカおばさんはけしつぶクッキーをやくと、アンドルーシクにみはりをたのんで、いちばに出かけて行きました。アンドルーシクがるすばんをしていると、そこに緑色のがちょうがやってきました(「けしつぶクッキー」)。
読みやすくておもしろい短いお話が、ぜんぶで8つ入っています。明るい色がきれいな、すてきなさしえもついています。(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-03-14 16:05:27



『大天狗先生の㊙妖怪学入門』 富安陽子/著,少年写真新聞社,388/ト

岩根山のてっぺんに、大天狗が学校を開きました。そこに集まったのは、三びきの子天狗たち。大天狗は、妖怪のことをよく知らない子天狗たちに、「妖怪とは何か」という妖怪学の授業を始めました。
妖怪の歴史や有名な妖怪の解説など、いろいろな妖怪について詳しく知ることができます。昔からいる妖怪のことだけでなく、新しく出てきた妖怪のことも教えてくれますよ。自分も子天狗になったつもりで、楽しみながら妖怪のことを学べる本です。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-03-14 16:03:59



『金の月のマヤ』 田森庸介/作,福島敦子/絵,偕成社,913/タ

小学4年生のマヤは、ある日突然「シャドゥイン」という不思議な世界に迷いこんでしまいました。そこで待っていた博士によると、マヤが「シャドゥイン」の救世主だというのです。マヤは、すぐにもとの世界へ戻りたいと思いましたが、次の満月の日まで帰り道は開かれない、と言われてしまいます。そこで仕方なく、しばらくの間「シャドゥイン」の学校に通うことになりました。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-03-14 16:01:06



『3びきこりすのおたんじょうびケーキ』 権田章江/作・絵,教育画劇,E/ゴ

3びきのこりす、チョコ・マカ・ロンは、森の奥でケーキ屋さんをしています。ある日、3びきのもとに「お母さんのお誕生日ケーキを作ってほしい」と、はりねずみの子どもたちから手紙が届きました。みんなでケーキを作っていると、そこにおおかみが現れて、大事なケーキを持って行ってしまいます。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-02-28 12:04:34



『学校であそぼう!ゲームの達人1』 竹井史郎/著,岩崎書店,781/タ

2人でできるものから大人数で遊ぶものまで教室でできる遊びがたくさん紹介されています。紙に線を書いて遊ぶ「さいごの1ぽん」、リーダーの指示と反対を向く「はんたいゲーム」など簡単にできるゲームがのっています。おともだちと一緒に遊んでみてください。
3巻までありますので、読んでいろんなゲームに挑戦してみてください。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-02-28 11:52:00



『ねむりひめ』 グリム兄弟/原作,フェリクス・ホフマン/え,せたていじ/やく,福音館書店,E/ホ

むかし、ある国の王さまとおきさきさまとの間にかわいい女の子が生まれました。子どもが欲しくてしかたがなかった王さまは大喜びです。そこで、王さまはお祝いのえんかいを開くことにしまし、たくさんの人をえんかいに招きました。けれども、ごちそうを出す金の皿が足りないので13人の占い女のうち1人だけは招待しませんでした。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-02-28 11:47:09



『としょかんライオン』 ミシェル・ヌードセン/さく,ケビン・ホークス/え,福本友美子/やく,岩崎書店,E/ホ

としょかんいんのマクビーさんはある日、図書館にライオンが入ってくるのを見ました。驚いたマクビーさんは、館長に報告をしに行きましたが、ライオンは図書館の決まりを守っているのでそのままにしておくことになりました。ライオンは館内を歩きまわったり、絵本の部屋で寝たりしていました。しばらくして、おはなしの時間が始まるとライオンは子どもたちと一緒にお話しを聞き始めました。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-02-14 13:21:00



『長沼毅の世界は理科でできている 自然』 長沼毅/監修,ほるぷ出版,408/ナ

ふだんみんなが暮らしているこの地球には、たくさんの不思議が散らばっています。
この本では、地球が氷におおわれていた時期があったことや、ドライバレーと呼ばれる寒く乾燥した場所で広がる砂漠など、教科書だけでは分からない疑問を沢山教えてくれます。
写真や解説がたくさんのっているので、理科が苦手な子にも楽しく読みすすめることができます。
他のシリーズもありますので、合わせて読んでみて下さいね。(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-02-14 13:19:00



『ひみつの花便り』 田村理江/作,高山まどか/絵,国土社,913/タ

花音は自分の思っていることをなかなか言葉にできない小学校5年生の女の子です。
仲がいい友達と出かけても自分の意見を言えず、友達と同じ意見にしてしまいます。
そんなある日、花音は落としたさいふをきっかけに、謎の女の人と手紙のやりとりを始めます。クラスで困ったことがあれば、その女の人にアドバイスをもらったりしていました。アドバイスをもらいながら、手紙のやり取りとしていく内に、周りに流されるのではなく自分の意思を持つことが大切なんだと気づきいて成長していきます。そんなある日、女の人がどんな人なのかの気になった花音は、手紙の送り先の住所に行くことにします。その住所へ行くと、庭がとてもきれいで、広くてりっぱな見覚えのある洋館だったのです。(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-02-14 13:17:00



『調べよう!身近な害虫図鑑』 工藤美也子/著,野村昌史/監修,汐文社,486/ク

身の回りには昆虫などのいろいろな虫がいますが、その中で「害虫」と呼ばれているものを紹介しています。
いくつかの虫を取り上げ、大きさや生息場所、どうして害虫と呼ばれる訳まで分かりやすくのせています。「ダニ」の中にはチーズを作ってくれるチーズダニや、くらやみの中でも人が分かるセンサーを持っている「か」など新しい発見がたくさんです!
見た目や名前から気持ち悪いと思われることが多い害虫ですが、害虫たちの生活や特徴を知ったら見方が変わるかもしれません。(Y)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-01-31 19:25:02



『めざせ!給食甲子園』 こうやまのりお/著,講談社,374/コ

給食甲子園とは、その名の通り、給食日本一を決める大会です。この本では、第七回全国学校給食甲子園決勝大会の様子と、出場チームの普段の給食についての話を通して、栄養士の先生、調理員の人たちがどんな思いで給食を作っているのかを知ることができます。
どの学校も日頃から、地元の食材や郷土料理をもとにしたメニューを給食に取り入れているそうです。地域によってとれる食材が異なるのはもちろんのこと、味の好みも違うという話には驚きました。地元のおばあちゃんたちに教えてもらった味付けや、地元でとれる野菜や魚を使ったメニューが給食に出た日は、子どもたちが「なんかわからんけど、なんかおいしい」と言って、完食してくれるという話が印象に残りました。
毎日何気なく食べている給食。けれどそこには、たくさんの工夫と愛情が込められています。たくさんの人の、給食に対する情熱が伝わってくる一冊です。(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-01-31 19:24:53



『キタキツネのおとうさん』 竹田津実/文,あべ弘士/絵,福音館書店,489/タ

キタキツネのお父さんの仕事は、巣を守ること、えさを運ぶこと、身を守る方法を子ギツネたちに教えることなどです。実は、お父さんとお母さんが協力して子育てをするのは、日本ではキツネとタヌキと人間くらいであり、とてもめずらしいことなのだそうです。
子ギツネたちは、お乳をくれるお母さんのことが大好きで、お父さんは人気がありません。お父さんはお乳が出ないし、遊んでくれてもらんぼうだからです。でも、子ギツネたちは、えさを持ってきてくれたときのお父さんは大好きです。お父さんは子ギツネたちの喜ぶ顔が見たくてせっせと狩りにでかけ、えさを運びます。時には危険な目にあいながらも、お父さんギツネは子ギツネたちのために頑張ります。
お父さんギツネの子育ての様子がよくわかる一冊です。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-01-31 19:24:45



『まちのじどうしゃレース』 たしろちさと/さく,ほるぷ出版,E/タ

ちゃたろう、くろ、ちびすけ、ぐれ、しろこの五匹のねずみは、あるばんのこと、ねずみじどうしゃレースのお知らせを見つけました。なんとゆうしょうすると、みたこともないくらい大きなチーズがもらえるようです!くいしんぼうのぐれは、どんなチーズなのか気になってしかたがありません。そこで五匹は、あちこちからざいりょうをあつめ、さいこうのじどうしゃを作ってレースに出ることにしました。ところが、おもちゃやのねずみたちは、とてもはやく走るラジコンカーでレースに出るようです。さあ、五匹のねずみたちはゆうしょうして、みたこともないくらい大きなチーズを手に入れることができるのでしょうか?ハラハラドキドキして、とても楽しいおはなしです。(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2014-01-15 09:07:32



『オズの魔法使い』 ライマン・フランク・ボーム/著,宮坂宏美/訳,復刊ドットコム,933/バ

カンザス州に住むドロシーは、愛犬のトトと一緒に竜巻にまきこまれ、魔女や魔法使いが住むオズの国まで飛ばされてしまいました。ドロシーはカンザス州に帰ろうとしますが、オズの国は大きな砂漠に囲まれていて、帰る方法が見つかりません。大魔法使いのオズなら助けてくれるかもしれない、と教えられたドロシーは、オズが住むエメラルドの都を目指して旅立ちました。
長い間読みつがれている「オズの魔法使い」シリーズが、完訳版で復活しました。一番有名な「オズの魔法使い」だけでなく、オズの国を舞台にした物語がたくさんえがかれています。オズの世界をじっくりと楽しんでみてくだい。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2014-01-15 09:06:58



『ソフィー・スコットの南極日記』 アリソン・レスター/作,斎藤倫子/訳,小峰書店,402/レ

ソフィーのパパは、オーロラ・オーストラリス号の船長さん。南極のモーソン基地まで、人や荷物を運んでいます。そんなパパの船に乗って、今度ソフィーも南極まで行けることになりました。大きな船での旅は、海があれて洗濯機みたいに揺れる日や、氷のせいで前に進めない日もありましたが、何日もかけてやっとモーソン基地にたどり着きました。
氷におおわれた南極の様子が、たくさんの写真とイラストで紹介されています。南極を冒険している気分が味わえますよ。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2014-01-15 09:06:17



『おさかないちば』 加藤休ミ/作,講談社,E/カ

ある日お父さんが、すし屋で“タイラギ”という貝を頼みました。タイラギがどんな貝か知りたくなったぼくは、すし屋の大将に魚市場へ連れて行ってもらうことになりました。魚市場にはたくさんの魚や貝が並んでいて、マグロのセリも行われています。
活気のある魚市場の様子が伝わってくる絵本です。タイラギの大きさにもびっくりすると思いますよ。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-12-26 16:57:07



『クリスマス・キャロル』 ディケンズ/作,脇明子/訳,岩波書店,933/デ

スクルージが一番大事なものは、お金でした。従業員の給料はけちり、クリスマスを祝うなんてお金と時間の無駄だという始末。そんなとてつもなく冷たいスクルージに話しかけようとする人は誰もいませんでした。ある年のクリスマスイブ、スクルージがいつものように家で過ごしていると、かつての共同経営者マーレイの幽霊があらわれました。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-12-26 16:54:28



『すがたをかえるたべものしゃしんえほん 1 とうふができるまで』 宮崎祥子/構成・文,白松清之/写真,岩崎書店,619/ミ

朝4時、町のとうふ屋さんでは仕事が始まります。とうふは、水をたっぷり吸って大きく膨らんだ大豆を使って作られます。大豆を混ぜて、にて、しぼって豆乳ができたら次はかためる作業。何を使ってかためるのでしょうか?
とうふだけでなく、「あつあげ」「がんもどき」などもどのように作られているのか紹介されています。とても美味しそうで、食べたくなります。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-12-26 16:48:16



『いちごばたけのちいさなおばあさん』 わたりむつこ/さく,中谷千代子/え,福音館書店 ,E/ナ

いちごばたけの土の中に住むおばあさんの仕事は、いちごに赤い色をつけることでした。ある年のこと、春はまだずっと先だというのに、なぜだかあたたかい日が続きました。不思議に思ったおばあさんは、地面の上に出てみることにしました。地面の上に出てみると、いちごばたけ一面に葉っぱが出ていて、もうすぐいちごの実がなりそうでした。いちごの実に色をぬるため、おばあさんは急いで準備を始めました。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-12-18 09:36:00



『調べる!47都道府県』 こどもくらぶ/編,同友館,602/シ

全県のデータが知ることができ、調べ物学習にぴったりな一冊!
パート1、パート2に分かれており、パート1では各都道府県の主に生産と消費のようすを確認できるようになっています。日本の中でその都道府県の位置を示した地図も載っているので、場所も覚えられます。
パート2では、わたしたちの生活に深く関わっている食品、工芸品など56の品目について都道府県の数値を一覧にして比較しています。
千葉県の富里市にはスイカロードレースというのが開催されているなどのトリビアも書かれているので、ただ読むだけでも楽しく学習できますよ。(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-12-18 09:35:00



『妖精大図鑑』 平林知子/文・絵,国土社,388/ヒ

妖精ってどこにいるの?どんな姿をしているの?どんな生活をしているの?何を食べているの?
本や映画でたまにでてくる妖精ですが、本当の姿はどんなものでしょうか。
知っているようで知らない妖精の世界へ案内してくれます。
森を荒らす人間をこらしめる森の妖精レーシー、恐ろしい妖精赤帽子、人前にあらわれる妖精サンドマリンなど約100種類の妖精に会える一冊。あなたのお気に入りの妖精を見つけて下さい。(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-12-18 09:34:00



『みんなをのせてバスのうんてんしさん』 山本省三/作,はせがわかこ/絵,講談社,E/ハ

バスの運転士さんは初めに、バスの整備からお仕事が始まります。
異常がないか点検をし、走るコースと時間などが書かれた予定表に沿ってバスを走らせます。お客さんを何人も乗せ、途中車イスに乗ったお客さんには、乗り口からスロープを引き出して乗るお手伝いをします。バス内の忘れ物、落し物がないかもきちんと確認をし、コースを回って一日の運転を終えます。バスの運転士の仕事内容が分かりやすく書いてあり、楽しみながら知ることができます。
物語の最初にいろいろなバスが紹介されているので、そこも見てみてください。(Y)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-11-29 19:32:22



『おいでフレック、ぼくのところに』 エヴァ・イボットソン/著,三辺律子/訳,偕成社,933/イ

ハルは、仕事でほとんど家にいないお父さんと、買い物やお友達とのおしゃべりに夢中なお母さんと三人で、広い豪邸に暮らしています。お金持ちの両親は、最新のおもちゃなどを山ほどハルに買ってくれますが、ハルが欲しいのは、家に両親がいなくてさびしい時に、そばにいてくれる犬だけでした。ところがお母さんは、家が汚れるからと言って、犬を飼うことを許してくれません。どうしてもあきらめられなかったハルは頼み続けて、10歳の誕生日にとうとう犬を飼えることになりました。ところが、家にやってきたフレックは、週末だけのレンタル犬だったのです。そのことを知ったハルは、フレックを連れて家出を決行します。
ハルとフレックの家出には、フレックと同じレンタル犬の会社で働かされていた4匹の犬と、犬たちの世話を手伝っていたピッパという女の子がついて来ることになりました。勇敢な救助犬だったオットー、もともとは宮廷や寺院の番をしていたぺギニーズ犬のリー・チー、サーカスの曲芸犬だったフランシーヌ、牧羊犬だったハニーの4匹の犬たちは、それぞれの特技を生かして、ハルたちの旅を助けてくれます。ハルとフレックの旅がどうなるのか、ぜひ読んでみてください。(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-11-29 19:32:13



『おかし』 なかがわりえこ/ぶん,やまわきゆりこ/え,福音館書店,596/ナ

なおきは、おかしが大好きな男の子。お皿におかしがのっていると、いやなことを全部忘れるくらいです。おかしがあるとさびしくないし、勉強でも、お手伝いでも、やる気がでます。家族みんなで食べるおかしは、とりわけおいしくて、うれしい。おじいちゃんとおばあちゃんから届くおかしは、健康で、楽しくすごせるようにというお願いがたくさんつまっています。
お祝い、お見舞い、お礼、おわびのしるし、仲直り…、おかしには、いろいろな役目もあります。おかしが持っているふしぎなちからを解き明かす、楽しいお話です。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-11-29 19:32:04



『おいしいほしがき』  ひさかたチャイルド,628/オ

秋になると実ができる“かき”。かきには、そのまま食べてもあまくておいしい“あまがき”と、“ほしがき”にしないとしぶくて食べられない“しぶがき”があるのを知っていますか?この本は、しぶくておいしくない“しぶがき”をあまくておいしい“ほしがき”にするまでのやり方を教えてくれます。本のさいごにほしがきの作り方がかいてあるので、ほしがきづくりにちょうせんしてみるのもおもしろいと思います。(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-11-13 09:04:00



『ゲンタ!』 風野潮/著,ほるぷ出版,913/カ

小学5年生の蓮見ゲンタは、林間学校でガケから転落する事故にあい、ロックバンド「ビート・キッズ」のボーカル・ゲンタと心と体が入れ替わってしまいました。周りの人たちは「頭を打って記憶喪失になってしまった」と思い、ゲンタたちの話をなかなか信じてくれません。なんとかして自分たちの体を取り戻そうと、ゲンタたちはそれぞれ行動を起こすことにしました。
※ロックバンド「ビート・キッズ」のお話は、「ビート・キッズ」「ビート・キッズ2」でも読むことができます。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-11-13 09:03:00



『どんなところ?小さな国大研究』 関真興/監修,PHP研究所,290/ド

世界には、日本より小さな国がたくさんあります。世界で一番小さな国は、ヨーロッパにあるバチカン市国です。バチカン市国の広さは、なんと、東京ディズニーランドと同じくらいしかありません。この他にも、世界中の小さな国のことがたくさん紹介されています。みなさんが今まで知らなかった国もあると思うので、きっと新しい発見がありますよ。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-11-13 09:01:00



『やさしい大おとこ』  ルイス・スロボドキン/作・絵,こみやゆう/訳,933/ス

むかし、ある高い山のてっぺんに、とても心の優しい大おとこが住んでいました。大おとこは、村に住む人たちと友だちになりたいと思っていましたが、村人たちは怖がって全然話を聞いてくれません。悪い魔法使いが、大おとこの悪いうわさを広めて、村人たちをだましていたのです。ところがある日、グエンドリンという女の子が、大おとこが本当は優しい人だと気がついて……。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-10-30 16:46:52



『ガラパゴスに木を植える』 藤原幸一/写真・文,岩崎書店,462/フ

南米エクアドルという国に属すガラパゴスは、大陸から遠いため独自の進化をとげてきました。諸島にはオスの重さが270kgまでにもなるガラパゴスゾウガメ、岩場の海岸に生息しているガラパゴスオットセイなど世界中でガラパゴスにしかいない動物や植物がたくさん暮らしています。ガラパゴスの歴史をのぞいてみてください。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-10-30 16:44:49



『ワビシーネ農場のふしぎなガチョウ』 ディック・キング=スミス/作,三原泉/訳,いとうひろし/絵,あすなろ書房,933/キ

スカンピンさんは、びんぼうで運も悪いため、彼のワビシーネ農場はなにひとつうまくいきません。なにもかもうまくいかないので、農場を売らなくてはならなくなってしまいました。おまけに、食べるものにまで困ってしまったスカンピンさんは、おなかをすかせたふたりの子どものためにしかたなくガチョウのションボリを食べることに決めました。そして、その日の午後、スカンピンさんは、ションボリを捕まえるため鳥小屋へと向かいました。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-10-30 16:40:41



『せかいでいちばん大きなおいも』  二宮由紀子/作,村田エミコ/絵,佼成出版社,913/ニ

ヤマモトさんとおくさんが畑でおいもをほっていると、とても大きなおいもが出てきました。この、世界でいちばん大きなおいも、すぐに食べてしまうのはもったいないのでヤマモトさんとおくさんは、テーブルの上に飾ることにしました。次の日の朝、ふたりが、やきいもをたべようとテーブルの上の大きなおいもをじっと見ていると声が聞こえてきました。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-10-17 12:00:48



『ピラミッドの建て方』 中川武/監修,柏木裕之/著,米澤貴紀/著,伏見唯/著,実業之日本社,520/ピ

ピラミッドを見たことがありますか。
ピラミッドは材料をただ積み上げてできているのではありません。表面は化粧石、中間につめ石、そして内側は核と呼ばれ3層で作られています。中身はさらに細かな構造になっています。このようなピラミッドの説明だけではなく、世界や日本の巨大建造物をいくつも取り上げて紹介しています。
また、「もしも4000年前のピラミッドを現代の街に建てたら」「エレベーターで宇宙に行けたら」など少し変わった例えも読め、楽しみながら新しい発見ができます。(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-10-17 11:57:48



『毎日新聞社記事づくりの現場』 深光富士男/文,佼成出版社,070/フ

毎日作られている新聞。どうやって作られ、どうやってみんなに伝えられているのか知っていますか?
本の初めは経済紙、スポーツ紙、業界紙の新聞の種類や新聞の発行の範囲など「新聞」と言ってもいろいろな新聞の一面を教えてくれます。
新聞作りでは、社会部、写真部、編集総務部など、役割ごとの普段知ることのできない仕事内容が分かります。どのようにして記事を集め、原稿を仕上げているのかだけではなく、新聞記者が学校に派遣される出前授業を行ったりする新聞記者の裏側を知ることができるます。読むときっと新聞記者になりたくなりますよ!(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-10-17 11:42:39



『さいこうのスパイス』  亀岡亜希子/作・絵,PHP研究所,913/カ

森には、食べたらおいしくて笑顔になってしまうというオオカミのカフェ「カナリーモ・カフェ」がありました。動物たちはひるまになると、そのお店へ集まってきます。
そこに突然、リスがやってきて「どんな料理を食べても「まずい」というぼっちゃんのためにおいしい料理を作ってほしい」とお願いをされます。
オオカミはぼっちゃんのために料理を作りますが、「まずい」と言われてしまいます。
どうしようと困っていると、クマさんがとても大切なことを教えてくれました。そしてさっそく料理を作り始めます。オオカミの行動に心が温まるお話です。(Y)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-09-25 18:52:44



『ストグレ!』 小川智子/著,講談社,913/オ

空手が大好きな小学五年生の女の子西島光希は、引っ越しのため今まで通っていた道場に通えなくなり、新しく「大濱道場」というところに通うことになりました。ところがこの道場、看板がボロボロな上、道場主の大濱先生はジャージ姿でまったくやる気がなさそう。光希はなんとか道場を立て直そうと頑張りますが、道場でも学校でも大変なことばかり起こってしまいます。光希は、同じく大濱道場に通う翼、礼奈、悠太、同じクラスのいじめられっ子の太郎らとともに、空手の大会出場を目指して頑張り始めます。
「ストグレ」とは奄美大島の言葉で、「負けてたまるか」という意味の言葉です。光希は困難にぶつかりながらも、「ストグレ魂」で立ち向かっていきます。光希の頑張る姿に、勇気をもらえる一冊です。(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-09-25 18:52:35



『リンゴの木の上のおばあさん』 ミラ・ローベ/作,塩谷太郎/訳,岩波書店,943/ロ

アンディの家の近所の子たちには、みんなおばあさんがいました。そのため、おばあさんがいないアンディは、いつもさびしい思いをしてきました。そんなある日、アンディが庭のリンゴの木に登ると、そこにふしぎなおばあさんが現れました。そのおばあさんは、ひとりでどんなことでもできるすごいおばあさんで、2人は一緒に遊園地に行ったり、野生の馬を捕まえに行ったりと、とても楽しい時間を過ごしていました。ある時そこに、おとなりに引っ越してきたおばあさんがやってきて、アンディはそのおばあさんともなかよくなりました。こうして、おばあさんがいなかったアンディに、すてきなおばあさんがふたりもできました。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-09-25 18:52:19



『ペンキやさん』  あおきあさみ/さく,福音館書店,E/ア

ある日、あっちゃんがおうちに帰ってくると、おうちがシートでかこまれていました。これからペンキやさんが、かべにペンキをぬって、おうちをきれいにするのです!ペンキやさんは、かべに水をかけたり、ペンキをまぜてあたらしい色を作ったり、いろいろなしごとをします。あっちゃんはペンキやさんのしごとにきょうみしんしんで、ペンキやさんにたくさんしつもんしてしまいます。
本のさいごに、「ペンキやさんのどうぐ」「ペンキやさんのしごと」「ペンキやさんのスタイル」がくわしくしょうかいされています。ペンキやさんのことがよくわかる絵本です。(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-09-10 13:20:11



『三本の金の髪の毛』 松岡享子/訳,降矢なな/絵,のら書店,908/サ

むかし、ある森の中で、『王さまの娘と結婚する』と予言された男の子が生れました。男の子はプラバチェクと名付けられ、美しい若者に成長しました。しかし、その予言を知った王さまは、なんとかして娘との結婚をやめさせようと、プラバチェクに次々と試練を与えていきます。プラバチェクは試練を乗り越え、王さまの娘と結婚することができるのでしょうか?
この本には、中・東欧の昔話が16話おさめられています。笑える話や不思議な話など、色んなお話があるので、きっとお気に入りのものが見つかりますよ。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-09-10 13:19:27



『体育のコツ絵事典』 湯浅景元/監修,PHP研究所 ,780/タ

かけっこではやく走るコツや、とび箱の上手なとび方を知りたくありませんか?この本では、かけっこやとび箱、なわとびなど、体育の授業に出てくる種目のコツが、イラストでわかりやすく説明されています。体育が苦手な人にも、もっと上手にできるようになりたい人にも、オススメの本です。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-09-10 13:18:41



『おばけのクリリン』  こさかまさみ/作,さとうあや/絵,福音館書店,913/コ

『どんぐりえん』という幼稚園には、おばけのクリリンが住んでいます。クリリンは、どんぐりえんの子どもたちが大好きです。でもみんなを驚かせないように、いつも姿をかくしていました。ところがある日、忙しそうな園長先生の姿を見て、風邪でお休みの先生に化けてお手伝いすることにしました。
「こんなおばけだったら近くにいてほしいなぁ」という気持ちにさせてくれます。ぜひ読んでみてください。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-08-29 14:50:53



『ガラパゴス』 ジェイソン・チン/作,福岡伸一/訳,講談社,E/チ

600万年前火山が大噴火し、溶岩が噴出し、島があらわれました。できたばかりの島には何の生物も住んでいません。ある日、古い島の木から落ちた種が海の波にのって島にたどり着きマングローブの木となりました。その後、鳥やイグアナなどたくさんの生物が島にやって来ます。
ガラパゴス諸島の誕生や、生物の進化の様子がよく分かります。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-08-29 14:48:13



『ウエズレーの国』 ポール・フライシュマン/作,ケビン・ホークス/絵,千葉茂樹/訳,あすなろ書房,E/ホ

ウエズレーには、友だちがいませんでした。ウエズレーは、夏休みの自由研究に自分だけの文明を作ることを決め、自分だけの作物や服を作っていきます。そんな様子を見ていた近所の子供たちは、ウエズレーのことが気になりだしました。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-08-29 14:38:44



『さんねん峠』 李錦玉/作,朴民宜/絵,岩崎書店 ,E/パ

さんねん峠で転んでしまうと3年しかいきられないといういいつたえがありました。そのため、この峠を通る時はみな気をつけて歩いていました。ところが、ある日、おじいさんが石につまずき、さんねん峠で転んでしまいました。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-08-13 09:44:00



『ガリレオ工房の炎のひみつ』 土井美香子/文,伊知地国夫/写真,滝川洋二/監修,さ・え・ら書房,575/ド

みなさんは色々な場所、場面で目にすることがある炎。
そのなかでもあまり見たことがない炎の姿を載せています。
炎がなくても火がつく不思議や、火が消えるわけ、火の玉が燃える秘密などおどろくような炎を紹介しています。
火に関して、消火器のしくみや、火事が起きた時の対処法も書かれているの役立つ本にもなっています。
この本を読んで炎の世界を知り、ぜひ楽しんで下さい!(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-08-13 09:43:00



『テクノロジー』 ダン・グリーン/文,サイモン・バシャー/絵,片神貴子/訳,玉川大学出版部 ,500/グ

テクノロジーは、暮らしや仕事を楽にしてくれるものや、楽しませてくれるものなどそこらじゅうに溢れています。
宇宙服は部品が1万8000個使われていることや、コンピュータは1秒間に1500億回もの命令を出せることなど、世の中で活躍してるすぐれものを可愛いキャラクター付きで解説しています。
「実力者たち」、「同居人たち」、「すごい材料たち」、「いかした小道具」、「超ハイテクチーム」、「ガソリン愛好家とパワー愛好家」と少し個性的に章を分けているので興味の持った分野から読め、学ぶことができます。(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-08-13 09:42:00



『モトコの食育教室 1 食べたものはどうなるの?』  井上素子/文,田中伸介/絵,文芸社,E/タ

ミツくんとモコちゃんのふたりが、体の中を探検にいきます。口から始まって、食べたものがどんな風に体の中を巡っているのか教えてくれます。食道は伸び縮みをする、腸は背丈の何倍もあり栄養分も吸い取るなど、各器官の食べたものを消化するしくみや特徴が分かります。
まめ知識もいくつも書いてあり、楽しく読める本です。
モトコの食育教室2では野菜の旬の食べ方について書かれています。野菜に含まれている成分や効果が紹介されているのでおすすめです。(Y)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-07-31 18:47:43



『ハッピーノート』 草野たき/作,ともこエヴァーソン/画,福音館文庫,913/ク

小学6年生の聡子は、学校でも塾でも友達に本当に思っていることを言えずにいます。
そんな聡子の塾通いの楽しみは、好意を寄せている霧島くんと塾の帰りに一緒に勉強すること。でも霧島くんは2人で勉強している時はとても優しいのに、塾では話すどころか挨拶さえしてくれません。
夏休み、聡子と霧島くんは、お互いの苦手科目を克服するための「ハッピーノート」を作って一緒に勉強することにしました。その矢先、塾にリサという変わった女の子が入ってきました。聡子はやることなすこと無茶苦茶なリサに振り回されてしまいます。
友達に合わせて言いたいことをがまんして、笑いたくない時に笑ったりしていた聡子は、思いがけないところから勇気をもらって、少しずつ自分らしくいられるようになっていきます。読んだ後、前向きな気持ちになれる一冊です。(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-07-31 18:47:18



『ふしぎな八つのおとぎばなし』 ジョーン・エイキン/文,クェンティン・ブレイク/絵,こだまともこ/訳,冨山房,933/エ

ある日のこと、かげぼうし森からまじょがほうきを買いに、吹きさらし村にやってきました。まじょはルーティとトリラの姉妹がやっているほうき屋に行って、トリラにほうきを作るように注文すると、ルーティをカバノキに変えてつれていってしまいました。ほうきを作ったトリラは、たった一人でまじょの家に向かうことにしました(「燃えろ、燃えろ、かげぼうし」)。
ある日のこと、エイブルシ―おばあちゃんと、まごむすこのマットとロッドが暮らしている村の近くに、火星人がゴンドワナかいじゅうをどっさりとすてて行きました。ゴンドワナかいじゅうは腹ぺこのようで、村から何人かがゆくえふめいになりました。そこで村人たちは、村から1人ずつ順番に、かいじゅうに食べられる人を出していくことにしました。1番目と2番目に選ばれてしまったマットとロットは、おばあちゃんの助言を受けて、火星に電話することにしました(「リコリスの木」)。
一風変わった八つのおはなしが収められています。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-07-31 18:47:06



『ゴナンとかいぶつ』 イチンノロブ・ガンバートル/文,バーサンスレン・ボロルマー/絵,津田紀子/訳,偕成社,E/ボ

むかし、モンゴルという国に、ゴナンという男の子がすんでいました。ゴナンはまだちいさいのにとてもちからもちで、ひとりで何十人分ものしごとをらくらくとしてしまえるほどでした。
あるとき、おそろしいかいぶつマンガスがゴナンの村をおそいました。マンガスは村にあったたいせつなたからや、牛や羊をうばっていきました。それを知ったゴナンは、白い馬に乗って、マンガスをたいじしに行くことにしました。
ゴナンは、マンガスをたいじすることができるでしょうか?(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-07-10 10:08:07



『トランプおじさんと家出してきたコブタ』 たかどのほうこ/作,にしむらあつこ/絵,偕成社,913/タ

ある村のはずれに、トランプおじさんという名前の、動物の言葉が話せるおじさんが住んでいました。ある日のこと、おじさんの家にトゥモロウと名乗るこぶたがやってきました。「予定のバスに乗り遅れてしまった」というトゥモロウを、トランプおじさんは一晩泊めてあげることにします。ところが、次の日も、そのまた次の日も、トゥモロウは出ていこうとしなくて……。
お調子者のトゥモロウと、トランプおじさんたちのかけあいが、とっても楽しいお話です。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-07-10 10:05:53



『この羽だれの羽?』 おおたぐろまり/作・絵,偕成社,488/オ

道ばたや公園で、鳥の羽を見つけたことはありませんか?それをよく観察すると、一枚の羽から、その羽の持ち主のことが少しずつわかってきます。この本を読むと、鳥の羽にはこんなにたくさんの種類や役目があるんだ、とびっくりすると思いますよ。ぜひ読んでみてください。
※鳥の羽をさわった後は、必ず手をよく洗いましょう。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-07-10 10:04:41



『バナナのはなし』 伊沢尚子/文,及川賢治/絵,福音館書店,E/オ

甘くておいしいバナナ。誰でも一度は食べたことがある、とても身近な果物です。でもバナナには、まだまだ知られていないことがたくさんあります。バナナはどんな色の花を咲かせて、どんなふうに実をつけるのでしょう。
バナナのことがとてもよくわかる絵本です。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-06-29 15:09:40



『グーテンベルクのふしぎな機械』 ジェイムズ・ランフォード/作,千葉茂樹/訳,あすなろ書房,E/ラ

ドイツに住むひとりの男が、インクと活字を作りました。彼は、更に印刷機を設計し、紙に文字を印刷することを可能にしました。それまで手書きで作られていた本も、グーテンベルクの印刷機によって驚くべき速さで作ることができるようになりました。印刷機という画期的な発明をしたヨハネス・グーテンベルクのおはなしです。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-06-29 15:06:52



『カステラ、カステラ!』 明坂英二/文,齋藤芽生/絵,福音館書店,383/ア

甘くておいしいカステラは、ずっと昔に海の向こうからやって来ました。ポルトガル生まれのパン・デ・ローがカステラとして日本に伝わった時、日本にはカステラ作りに欠かせないオーヴンがありませんでした。オーヴンがなくてはふっくらとしたカステラが焼けません。そこで、お菓子屋さんは焼く方法を考えます。一体どのような方法でしょうか?(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-06-29 15:04:08



『おいしいよ!はじめてつくるかんこくりょうり』 ペヨンヒ/文,チョンユジョン/絵,かみやにじ/訳,福音館書店,596/ペ

韓国ののりまきは、ご飯にお酢を入れません。のりの上にごはん、たまご、きゅうり、そしてたくあんをのせて作ります。この他にも、ちゃわんむし、チヂミ、くろまめミルクなどたくさんの韓国料理の作り方を教えてくれます。おとなの人と一緒に作ってみてくださいね。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-06-14 12:45:47



『わたしたちのくらしと家畜 1 家畜ってなんだろう 』 池谷和信/著,山本暁子/絵,童心社,640/イ

家畜、と聞いてまずどんな動物を思い浮かべますか?そしてそれらの家畜からどんなものができるかわかりますか?そんな「家畜」の簡単な解説から、動物ごとに利用のしかたなど詳しく説明をしています。また、日本だけではなく、世界各地の家畜事情も書かれています。「なるほど!」、「そうなのか!」と、とてもためになる一冊です。(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-06-14 12:33:55



『色わけいきものずかん』 アンドレ・ボス/絵,学研教育出版,E/ボ

この本は、生き物を体の色ごとで分けられて紹介している少し変わったずかんです。前半のページで生き物の名前と絵が載っていて、後半ではそれぞれの生き物の簡単な解説が書いてあります。陸に住む生き物と海や川などに住む生き物が混ざって紹介されているので、様々な生き物を楽しく見て、知ることができます。色合いもとっても綺麗なのでぜひ読んでみてください。(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-06-14 12:32:17



『たまごサーカス』 ふくだじゅんこ/作,ほるぷ出版,E/フ

みんなが普段食べているたまご。ここでは、そんなたまごたちが夜になると動きだします。さあ、サーカスの始まりです!
たまごたちはとても楽しそうに、歌ったり、踊ったり、バイオリンを弾いたりします。途中ブランコから落ちるパプニングもありますが、助けられながら無事サーカスを終わらせます。あなたのお家にもたまごサーカスが現れているかもしれませんよ。(Y)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-05-31 15:34:58



『図書館のすべてがわかる本 1 図書館のはじまり・うつりかわり(全4巻)』 秋田喜代美/監修,こどもくらぶ/編,岩崎書店,010/ト

図書館はいつ、だれによって作られたのだろう?図書館では、どんな仕事をしているのだろう?そんな疑問を感じたことはありませんか?この本はそんな疑問に答えてくれます!
1巻では図書館のはじまりや日本の図書館の歴史、2巻では図書館でどんな仕事をしているかを説明しています。3巻ではさまざまな特徴を持つユニークな図書館を紹介し、4巻では図書館の便利な使い方を教えてくれます。
1巻から順番に読んでもよし、自分の興味があるところだけ読んでも面白いです。
この本を読めば、あなたも図書館の達人になれるかも!(I)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-05-31 15:34:48



『ノースウッズの森で』 大竹英洋/文・写真,福音館書店,402/オ

「ノースウッズ」とは、北アメリカ大陸の北の地方のことです。そこには森と湖が広がり、多くの野生の生き物たちが今も自然のままに暮らしています。
写真家の大竹英洋さんは、ノースウッズの南の端の森の中で暮らし、野生の生き物の姿を写真に収めてきました。大森さんが写したライチョウや子ジカ、リスの写真はかわいく、木々やオーロラ、雪と氷の世界を写した写真はとても美しいです。
自然に対する愛情や尊敬の気持ちが伝わってくる一冊です。(I)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-05-31 15:34:38



『プレッツェルのはじまり』 エリック・カール/作,アーサー・ビナード/訳,偕成社,E/カ

むかし、あるところに、とてもおいしいパンを作る、ウォルターというパンやさんがいました。王さまも、女王さまも、ウォルターが作るパンがだいすきでした。
ところがある日、ウォルターがパンを作ろうとしたところ、ねこがぎゅうにゅうをこぼしてしまいました。さあ、ウォルターはこまりました。ぎゅうにゅうがないとおいしいロールパンが作れないのです。しかたがないので、かわりに水を使ってロールパンを作り、王さまにとどけました。そのロールパンをたべた王さまはおこって、ウォルターにあさひが三つさしてくる、おいしいパンを作るようにめいじました。さて、ウォルターはどうするのでしょうか?
プレッツェルというふしぎなかたちをしたパンが、どうしてできたのかのおはなしです。(I)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-05-12 12:24:13



『教科書に出てくる日本の画家』 工藤美也子/著,糸井邦夫/監修,伊野孝行/イラスト,汐文社,720/ク

「鳥獣人物戯画(ちょうじゅうじんぶつぎが)」という絵巻物を知っていますか?これは平安時代から鎌倉時代に描かれたもので、日本のマンガの原点と言われています。
そんな時代からマンガがあったのかと思うと、昔の絵を見る目が変わってきませんか?教科書に出てくる歴史的な絵も、現代のマンガやアートにつながっていることが感じられる本です。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-05-12 12:23:28



『ガブリちゃん』 なかがわりえこ/さく,なかがわそうや/え,福音館書店,913/ナ

3歳になったばかりのたねこと、となりの公園に住むガチョウのガブリちゃんはとっても仲良し。ガブリちゃんが突然たねこの部屋に引っ越してきたり、みかんを食べすぎて体がみかん色になってしまったり、マイペースなガブリちゃんの楽しいおはなしがつまっています。
今年復刊された、長い間読みつがれている物語です。ぜひ読んでみてください。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-05-12 12:22:42



『まゆとうりんこ』 富安陽子/文,降矢なな/絵,福音館書店,E/フ

北のお山に住むやまんばのむすめ・まゆは、ある日、林の中で迷子のイノシシぼうやに出会いました。悲しそうなイノシシぼうやのために、まゆはぼうやのお母さんになることにしました。ごはんをあげたり、寝かしつけたり、お母さんの仕事は大変です。無事にお母さんイノシシのもとへぼうやを帰すと、まゆも自分のお母さんに会いたくなって、走って走って家に帰りました。
このほかにも、図書館には「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズがあります。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-04-29 11:07:58



『夢に向かって泳ぎきれ』 入江陵介/監修,あかね書房,785/ユ

入江選手がスイミングスクールに入り本格的に水泳を始めたのは4歳になってからでした。小学2年生の時、名門のスイミングクラブに移りましたが、周りの選手のレベルが高かったためまったく練習についていけなかったそうです。そんな入江選手ですが、中学の頃から背泳ぎの選手として大活躍していきます。水泳を始めてからロンドンオリンピックでメダルを獲得するまでどのような練習をされてきたのでしょうか。(K)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-04-29 11:02:09



『世界を変えた建物』 クリスティーネ・パクスマン/著,アンネ・イベリングス/絵,鈴木咲子/監修,エクスナレッジ,520/パ

木の枝や葉を使ってつくられていた建物は、人類の生活の変化によって、だんだんとがんじょうなものへと変化していきました。古代エジプトでお墓として作られたピラミッド。世界で一番高いものは136.5メートルもあり、約250万個の石が使われているそうです。他にもコロッセオ、タージ・マハル、ヴェルサイユ宮殿、オペラハウスなど有名な建物が次々と登場します。建物の移り変わりを絵で見ることができ、見ているだけでも楽しめる一冊です。(K)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-04-29 10:55:39



『みのまわりのふしぎ』 村山哲哉/作,渡辺博之/絵,文研出版,E/ワ

空にうかんでいる雲は何でできているのかふしぎに思ったことはありませんか?水やこおりの小さなつぶがたくさんあつまってできているそうです。他にも、雨が空からふってくるのはなぜ?にじはどうしてできるのか?などたくさんのふしぎを教えてくれます。(K)

小学校5・6年生向け
投稿日時: 2013-04-16 16:25:21



『工場見学!学校にあるもの』 中村智彦/監修,PHP研究所,509/コ

学校でよくみる机やイス、ランドセル、ソフトめんなどどうやって作られるか、写真をたくさん使って出来るまでの流れを分かりやすく紹介しています。また工場や製品に関する話題も書かれています。読み終わる頃には、他の製品はどうやって作られているのか興味がわいてくるかもしれません。(Y)

小学校3・4年生向け
投稿日時: 2013-04-16 16:23:59



『ハンヒの市場めぐり』 カンジョンヒ/作,おおたけきよみ/訳,光村教育図書,E/カ

みなさんは韓国の市場に行ったことがありますか?
ぼくとお母さんが市場へお買いものをしながら、まめやさんやごま油やさん、さかなやさんなど、お店にどんなものが売っているか紹介しています。絵も細かく、あまり見ないものも描かれているので見ても楽しめます!韓国語もちょっとずつ書いてあるのでぜひ覚えて使ってみてください(Y)

小学校1・2年生向け
投稿日時: 2013-04-16 16:18:25



『がんばれゆうくん一年生』 西本鶏介/作,すぎはらともこ/絵,鈴木出版,913/ニ

ゆうくんは一年生になったばかりです。学校へ行くしたくも、てつぼうの逆上がりもできるようになったのに、いつだってようちえんの子どもに間違えられてしまうのです。そしてある日、ふとっちょの男の子にようちえんの子と間違えられて、けんかをしてしまいます。その場を立ち去ろうすると、後ろでうわーんという泣き声でふり向くと、ふとっちょの男の子がけがをしていました。大変だと思ったゆうくんは男の子を助けるために頑張ります。(Y)