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図書館にはどんな資料があるの??

図書館にはいろいろな資料があります。
どんな資料があるのか知っておくと、自分が調べものをするときに役立ちます。
自分の目的に合わせて調べる資料を使いわけましょう。

●参考図書

辞典、事典、図鑑、年鑑、統計資料など調べるための本。

●一般図書
小説・物語・ノンフィクションなど読みものや、社会や理科など教科の学習で役立つ本など。

●雑誌・新聞
本では得られない新しい情報が得られます。
●雑誌…社会のようすや専門の事柄について伝える週刊誌、月刊誌、季刊誌などがあります。
    いろいろな雑誌は目的に合わせて利用できます。
●新聞…一般の新聞、スポーツ新聞などがあります。
    一ヵ月分の新聞を一冊にまとめた縮刷版もあります。

●ファイル資料
新聞の切り抜きやパンフレット、リーフレットなど。

●視聴覚資料
CD・カセットテープ・DVD・ビデオなど。

●インターネット・CD-ROM
インターネット・CD-ROM・各種データベースなど。

本はどのように並んでいるの??

分類のしくみ

図書館の本は内容や書かれているテーマで分類して並べてあります。
日本ではほとんどの図書館が「日本十進分類法」(N.D.C)という分類法で本を分類しています。
「日本十進分類法」(N.D.C)はあらゆるテーマをまず大きく9つに分け、どこにも分けられない テーマを『0』とし合計10の「類」に分けています。

総記、哲学・宗教、歴史・伝記・地理・・・など10に分けた本を、さらに内容によって10に分け、
それをまた10に分けるというように細かく分けていきます。

このように野球の本は783.7に分類されることがわかります。

「日本十進分類法」(N.D.C)によって分類された本の内容を数字で表しているのが分類記号です。
図書館にある本の背ラベルについている数字のことです。

例にあげた野球でいうと、「783.7」が分類記号です。
さらに十進分類を繰り返して4ケタ、5ケタ・・・・・のいっそうくわしい分類をして記号をつけます。
八千代市立図書館では一般書は4ケタ、児童書は3ケタの分類をしています。


■分類記号の読み方■
〈例〉783.7
○ナナ ハチ サン テン ナナ
×ナナヒャクハチジュウサンテンナナ

☆分類記号は数の大きさをあらわすのではありません。
 本の種類をあらわす数字なので「ナナ ハチ サン テン ナナ」と読みます。

請求記号について

図書館では本の内容を数字や記号で表してその順番で並べています。
この数字や記号のことを請求記号といいます。
請求記号は本の背ラベルに書いてあります。

請求記号は分類記号と図書記号からなるものです。
分類記号と図書記号とは??

本の内容を数字で表します。「日本十進分類法」(N.D.C)によって分類されています。
一番左はしにある1ケタ目で大きな分類をします。2ケタ目、3ケタ目、4ケタ目にいくほど、
さらに細かく分類されます。

 図書記号は次のものからとられています。
①本を書いた著者の名字の頭2文字
②伝記は伝記に書かれている人の名字の頭2文字
③著者が多数のものは書名の頭2文字
※八千代市立図書館では一般書は頭2文字、児童書は頭1文字を図書記号に使用しています

その他のラベルについて
ラベルは1段(図書記号)だけの場合もあります。
913.6の小説のラベルは図書記号だけ表示しています。

本の並び方のルール

図書館の本は請求記号順に書架に並んでいます。

請求記号順に
①分類記号の小さい数字から大きい数字へ
②同じ分類記号の中では、図書記号の五十音順、巻冊番号順に並んでいます。